水害手づくりマップ2日目
愛知県が進める「手づくりハザードマップ」プログラムに基づき、愛知県西春日井郡豊山町に於いて「水害手づくりマップ」を作成しています。
2023年度に実施した豊山小学校区(東地区)に続いて、今年は豊山小学校区(西地区)にお邪魔しました。
今回は全2日間の日程のうち後編として、2日目の様子についてお伝えします。
(1日目の様子はこちらから)
実施日時:2024年11月17日(日)
実施場所:豊山町社会教育センター

2日目開催
1日目から約1か月半が経ち、いよいよ手づくりのハザードマップ作りが再開しました。
参加者の方々は、前回の活動で得た学びを胸に再び集まってくださいました。

確認用マップ
これは、1回目のまち歩きで発見された危険箇所を、私たちNPOが地図上にまとめたものです。

情報の確認
参加者の方々と一緒にこのマップをじっくりと見直し、情報に間違いがないかを確認していきます。

写真の選定
地図には、写真を貼るスペースが用意されています。参加者の方々は、各自が撮影した写真の中から、地図に合うものを選び出します。どの写真を選ぶか、熱心に話し合う様子が見られました。

内容の確認
グループに分かれて、地図に書き込まれた内容を一つひとつ確認していきます。危険箇所への具体的な説明や、避難経路の検討など、活発な意見交換が行われました。
NPOスタッフは、参加者の方々の疑問に丁寧に答えながら一緒に考え、より良いマップ作りをサポートします。

災害避難カード
自宅周辺の災害リスクを把握し、いざという時に役立つ「災害避難カード」も作成しました。参加者の方々は、自分の住んでいる地域の情報を基に、カードに必要事項を書き込んでいきます。

発表・共有
最後に、各グループが作成したハザードマップを発表し合いました。それぞれのグループが、今回の活動を通じて感じたことや学んだことを共有しました。
このあと何度かのチェックを経て、手づくりハザードマップが完成します。
今回の活動を通して、参加者の方々は、自分たちの住んでいる地域の危険性を改めて認識し、防災意識を高めることができたと思います。完成したハザードマップは、地域の防災活動に役立てていく予定です。
手づくりハザードマップの作成については、ハザードマップ作成支援のページもご参照ください。